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カナダに1年ワーホリで滞在。それから日本と海外の感覚を彷徨い、こじらせながら、日本でなんとか生きている33歳女子です。

内戦の続くコンゴで平和を訴える「サプール」の写真展で社会ともっと密接になりたくなった話

IT系企業で働く女子33歳。家族なし、子なし。

 

職種的に社外の人と関わることは多くないから、社会になに1つ影響を与えることができていない気がしていた。子どもがいる人は国家の未来に貢献しているような気が勝手にしていた。だって、日本の将来を担う人を育てているじゃん。

 

ちょっと前から、何か社会のためにやりたいという気持ちが強くなっていたんだけど、サプールの写真にその気持ちを動かされたので、一番気に入った写真1枚と、この写真展のメインビジュアルのポスターを買った。

 

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そもそもサプールって?(イベントページより抜粋)

今なお内戦の続くアフリカコンゴで、90年以上続く独自文化“サプール”。 世界最貧国の1つと言われる暮らしの中、1ヶ月の収入をはるかに上回る高額なブランドスーツを身にまとい、街を練り歩く男たちがファッションを通して平和のメッセージを発信しています。

 

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写真展に行く前は、「カラフルなスーツを着たかっこいいおじさんたち」ということしか知らなかったが、まさかこんなメッセージ性のある文化だったとは。

サプールたちは平日は普通の仕事に就いていて、週末だけ”サプール”として着飾り街を練り歩くらしい。説明文には「男たち」とあるけど、実際は女性の写真もあった。

 

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内戦中の国で、ちょっとくたびれたような服を着た町の人たちと、高級スーツを着て平和を訴えるサプールとの対比は言葉にできないものがある。

なにも知らないと一見、貧富の差を表現しているように見えるのもアイロニー
そうじゃないんだよ、サプールたちも貧しいし辛いけど、戦いなんてなにも生まないということを訴えるため、パフォーマンスしているのだ。

 

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日本は戦争もないし、低賃金でもこうやってカフェでPCをたたけて、ネイルサロンまでもいけちゃう。恵まれているよ。なのに不平不満を言う自分。普段は贅沢なことに気づかない。

 

だから私もなんらかのカタチで社会に関わりたいと思わされた。Lazyな私だけど少しずつこのブログもそのうちの1つ。

 

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ベタだけどワーホリ行って人生変わったよ

日記にはしたくないから誰かに読んでもらえるような内容にしたいと思う。

「ギリホリ」とかいわれることの多い、私と同世代でこれからワーホリ行くひと、もう向こうで頑張っているひとと情報交換とかしたいし読んで欲しいかも。

 

埋もれるほどあるブログのトピック、ワーホリ。 

私がカナダ・トロントにワーホリで滞在したのは2014年6月〜2015年6月のまるまる1年間。大げさではなく、カナダへの渡航で私の人生の方向は変わったと思う。 

カナダにいくことを決めたから、仕事も彼氏も結婚もなくなった。当時29歳だったから親からもだいぶ冷たい目でみられたし、精神的に渡航前はつらかった。

 

だけどそのぶん得たものはあったとは思う。その1年間だけでなく、いまもそれは続いている。

 

英語を少し話せるようになったことで、海外の友達ができる。

日常会話することで、文化や価値観の違いが知れる。これって本当感動もの。

日本語スピーカーからは絶対に聞き出せないこと聞けるんだから!おもしろいのよ。

わたし性格的に飽きっぽいからいろんなこと知りたいし、刺激常に求めてるから、

楽しい。いままでステレオタイプのカゴの中で生きてきたおまつ的には視野が広がるのが最高。

 

あとは向こうで出会った日本人の友達。大事。

(もちろんね、日本人ばかりでつるんでるとダメだよ、英語話したいのなら。)

1回海外行くと2カ国目、3カ国目とワーホリ行く人は多いのよ。その日本人の友達訪ねて海外旅行するの最高に楽しい。おすすめの場所案内してくれたりその土地の友達も紹介してくれたりして。

旅行行くと友達が増える。そして今度はそのニュー友達が東京来ることになり私が案内する、というループ。

おかげさまで?年に3〜4回は海外からの友達を迎えてるのではないだろうか。

 

もちろんたまに帰って来る日本人の友達とひさびさに遊ぶのも楽しい。なんかラクなんだよな、ワーホリの時の友達って。脳がゆるんじゃうのかな、日本のきびしい環境にいないから。笑

 

っていう帰国したあとも最高だよってお話。

次はどうカナダで過ごしてたか書こっかな。

 

今日はじめる

今年のあたまに、「ブログやりたい」発言をしてからもう半年以上が経過。

 

9月に10日ほど、カナダワーホリ時代の友達がいるロンドン、そのあとベルリンに住んでる友達とハングアウトするためにダブリンへ行ってきた。2人とも、住みたくて住んでるヨーロッパで、母国じゃないから苦労しながらも仕事して、楽しく生活してるのをみてると私もなにかがんばんないとな〜と、旅行行ったあとのいつも通りの気持ちになった。

 

私の仕事はクリエイティブ会社の総務なので、周りの同僚は常になにか作ったり、考えたりしているので、自然と私もそういうのできないかなとずっと思うようになっている。だけど怠惰なためいつも忘れる。

 

今やらないと結局日々の忙しさや娯楽に流されてまた忘れそうだから、今日はじめる。なにか作るスキルがないからとりあえず興味のあったブログを。続くかなぁ